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昨日は、「塚本塾の指導スタイル」と題して、私がどのような指導を行ない、何を理想として追求していきたいかをお伝えしました。

塚本塾は「個別演習指導」を行ない、主に演習を重ねることによって力を伸ばすことを目指す塾です。

現在のところ、特に入塾テスト等は行なっていません。
現状の学力や成績に関しての入塾基準も設けていません。

ですが、学力・成績以外の面で見る時に、「個別演習指導」に向いている生徒と、向いていない生徒に分かれると思います。

どんなタイプの生徒が、塚本塾の「個別演習指導」に向いているのか?ハマってもらえるのか?
私の考えを、5つの項目に分けて、お話ししたいと思います。


1.「辛抱」・「我慢」ができる生徒

「わからない」・「教えてください」と言って質問を持ってくる前に、ギリギリ限界までよく考えてから持ってくることができるかどうか?
テキストの解説を読み、時には解答の解説を参考にしても構いません。
これができる生徒と、できない(やらない)生徒では、質問の質に天地の差が存在します。


2.学校の授業を大切にする生徒

言うまでもないことですが、学校のテストでよい成績をとりたいなら、まずは学校の授業を大切にすることです。
どの単元をやっているか?
何が大切だと先生が言ったか?
ノートやプリント、問題集などはしっかりと整理しているか?
当たり前のことを、当たり前にしっかりやっていることが大切です。


3.自分で「けじめ」がつけられる生徒

「やらなければならないこと」 と「やりたいこと」の区別がしっかりつけられることです。
これまで多くの生徒を見てきましたが、とても単純な図式が、常に成り立ちます。

けじめをつけられる生徒=成績を上げる生徒
けじめをつけられない生徒=成績を上げない生徒

携帯、メール、遊び、恋愛・・・
たくさんの誘惑がありますからね。
集中を高めて、自分を律することができるかどうか?です。


4.ご家庭の「家風」の中で、「勉強(学び)」の優先順位が高い生徒

親御さんの学歴などは全く関係ありません。
様々な日常生活や家族イベントにおいて、学校、塾、、学習、習い事に意識を割いていただいているかどうか?
日常に触れるテレビ番組、パソコンで見るページ、置いてある本、お話しされる内容・・・
これら全てが生徒(お子さん)の血肉となっていきます。


5.根性のある生徒

特に現状の成績が芳しくない場合においては、そのハンデを何としても克服してやる!という根性があるかどうか?

「自分が何とかやってやるんだ!」なら、どんな成績でもやっていけます。

「塾(塚本)が何とかしてください」というケースは、申し訳ないですがお引き受けできません。

極端に言うと、例えば現在中1の生徒で、四則混合の計算の順序がよくわからないとか、分数の計算において通分って何?という場合です。
こうなると、今回の期末テストでもかなりの困難が予想されますが、それでも、何とかしてくださいではなく、

「何としてもやったるぞ!」

という気概、根性があるかどうか?
その決意とともに行動がともなえば、大抵のことはできるようになります。


長くなりましたが、これが私の考えるところです。
最終的には、「自分で追求する姿勢」を身につけてもらいたいので、

「我慢」・「自律」・「集中」・「根性」は必須です。

現状の成績は問いません。
目標に向かってがむしゃらに走れる生徒なら、ベストパートナーになれると信じています。